高カカオチョコは一日何枚食べると効果が出るの?

チョコの雑学

高カカオチョコレートは健康やダイエットに効果があります。

ダイエットに関する効果を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

「高カカオチョコレートがダイエットや健康に良いのは分かってる! 1日に何グラム食べたら良いかを知りたいんだ!」

そんな読者の方の疑問を全て解消いたします!

高カカオチョコレートを「いつ」「どの頻度」で「どの程度」食べたらいいのか?解説していきます。

高カカオチョコレートは何グラム食べれるの?

結論、1日200kcal食べて下さい。

では、なぜ1日200kcalなのでしょうか?

厚生労働省・農林水産省の【食事バランスガイド】には、お菓子などの嗜好品は1日200kcal程度が望ましいと表記されています。

国が1日200kcalを推奨しているんですね。

明治のカカオ72%チョコレートは5g(1枚)あたり28kcalです。

ちなみに値段は「230円」ほどとなっております。

明治のカカオ72%はブラックチョコレートよりもカカオの風味が強く、ほろ苦いです。

ブラックチョコレートが好きな方は美味しく感じるであろう高カカオチョコレートです。

近くのスーパーに売っているので買ってみてください!

つまり、目安量としてカカオ70%のチョコレートなら35g(7枚)を超えないように食べた方がいいということが分かります。

1日のカカオポリフェノールの量は?

実は、カカオポリフェノールの推奨量は規定されてません。

しかし、600mg程度のカカオポリフェノールを摂取したことで血圧に良い結果が出たとの報告があります(大澤俊彦 第20回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム2015年)。

つまり、目安として600㎎摂ればいいと筆者は考えています。

200kcalで600㎎カカオポリフェノールを摂取できる?

結論、十分に摂取することができます。

明治のカカオ72%チョコレートを例に挙げて計算します。

明治のカカオ72%チョコレートのポリフェノールの量は、チョコレート1枚につき127mg。

先ほど述べた通り、200kcal以内に収めようとすると7枚になります。

7×127=889mg

十分な量のポリフェノールを摂取できますね。

高カカオチョコレートはどれくらいの頻度で食べればいいの?

効果を持続するためには、毎日食べることが大切です。

なぜなら高カカオチョコレートのカカオポリフェノールは…

  • 効果は持続性が低く、数時間しか体内にとどめておくことができない。
  • 尿と一緒に排出されてしまう。

以上のことから、効果を持続するためには、毎日食べることが大切になります。

食べるタイミングとしておすすめなのは?

食べるタイミングで効果が上がるといったことは特にありません。

しかし、チョコレートの効能を効果的に使える場面はあります。

  • 眠たい朝に

チョコレートには少量のカフェインが含まれています。

眠たい時に食べることですっきり目覚めることができます。

但し、高カカオチョコレートでないと脂質で眠くなりますね。

  • 勉強や頭脳労働のお供に

チョコレートの苦味成分のテオブロミンは脳を活性化させ、集中力や記憶力を高める効果があります。

しかし、不足すると物事の判断が鈍ってしまうことがあるため、ある程度の量の摂取が必要なんですね。

テオブロミンは摂取後、約2時間で最大血中濃度に達し効果を発揮します。

勉強や頭脳労働をする2時間前に高カカオチョコレートを摂取してみましょう。

過去最高得点を取れるかもしれません。

  • リラックスタイムに

テオブロミンには自律神経を整える作用があります。

心を落ち着かせてくれるんですね。

まとめ

  • 1日の摂取量の上限は200kcal
  • カカオポリフェノールの量は1日600mg程度
  • カカオポリフェノールの効果は持続しません。毎日食べましょう

高カカオチョコレートを適切な量食べて健康に過ごしましょう!


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